中華街に行くついでに、せっかくだから赤れんが倉庫近くで行われている開国博に行ってみることにした。
ところでマスコットキャラの「たねまる」くん。出た頃には、「なんじゃこりゃ」と思ったのですが、意外に可愛い。いや、かなり可愛い。基本カットはそんなでもないけど、他のポーズは何となく藤子・F・不二雄先生のキャラのような雰囲気が?あるような気がする。他のゆるキャラより表情があってよろしいです。おもわず、うちわを買ってしまいました。あ、そうそう。たねまるくんグッズは有料会場の外で売っていますよ。
たねまるくんグッズを買ったあと、2400円の有料会場へのチケットを払い、有料会場へ入っていくことに。休み中は混んでるだろうなぁ。と思い、子供たちが夏休みに入る前の平日に行ったのでした。しかし、思いのほか空いていました。
で、お金を払って有料会場に入った感想は、「有料イベントのコンテンツが少なすぎる。この程度の内容なら公共や企業の博物館に行った方がいいのでは」。というものでした。うーん、、、ちょっとひどすぎるなぁ・・・以下、個別の感想。
- ステージがあったのですが、何も催しがやってなかったです。寂しすぎる。何でもいいからやればいいのに。
- この博覧会の目玉らしいオリジナルアニメは3部構成になっていて、1日では全部見ることができないのであった。全部見るには最低2回こなくちゃいけないのか。で、第1部を見てないから見ませんでした。
- 今回、一番おもしろいと思ったのは、大道芸です(ただし、チップは別途です^^; 。大道芸のお兄さんは、ギャラを貰って働いているのではないのだそう。)
- 「黒船」がハウステンボス?から来ていた。船の先っぽに乗ってくるという催しがあった。うーん・・・眺めはいいのだが・・・
- スーパーハイビジョンの画像はキレイだった。が、デモ映像みたいで「それで?」という内容。その後で見た日産のブースは、電気自動車が動くのかと思いきやターンテーブルで?回転するだけ。説明内容もなんだか陳腐だったなぁ・・・最後に短冊を書いてタマの中を回転させる?ものがあった。地球にやさしいことを書くので、「部屋を冷やしすぎない」と書いた。この建物、寒すぎでした。
- 「横浜ものがたり」というブース。しょぼい。中のお姉さんが見ていられなくて私はそそくさと出て行ってしまいました。なんでお金を払うのにこんな切ない思いというか心を痛めないといけないのでしょう・・・
- アースバルーンは玉に映像を投影しただけじゃん・・・ってつっこんじゃダメなんだろうね。でもって、有料会場の外からちょびっと見える。それだけでいいと思う。
- 機械仕掛けのクモが動いているのは一度も見られず。これが動いているのを見たらちょっとは評価も変わったのかな。止まっているのをみたけどメカメカしていてかっこいい。ちゃんとお顔もあるし。・・・ただ、博覧会のコンセプトとどう関係あるの?
とにかく有料会場に居場所がないのだ。大道芸のおにいちゃんが何かパフォーマンスをやっていなかったらヘタするとボケーっとしてなくてはいけないのですよ。
今からできそうな改善点をあげると・・・ステージは何でもいいからやればいいのにな。と。ステージ参加する場合は、チケットノルマひとり5枚で幅広く市民に開放すれば、人は沢山あつまるし、ステージが空くことはまずないだろうと思う。お年寄りが集まり安い平日にお年寄りを集めるようなイベントとかやったりすればよいと思うんだがなぁ。
あと、こういうイベントって、臨時FM放送局とか立てないのでしょうか。何かしら流れていたら気が紛れると思うのですが・・・
無料のイベントとして行くのは悪くないと思います。たねまるくんも有料会場の外にいて写真を撮れるし。
さいごに。こういったイベントをやろうとしている自治体の方に是非見てもらいたいと思う。何が問題なのかを直接肌で感じるのは今のうちではないかと。
あ、でも、このクモは文句なしにかっこいいと思う。繰り返しになるけど、動いているところ見たかったなぁ。