kakunoで万年筆に開眼して本格万年筆を買っちゃった

結構、文房具が好きな私です。
この一年のなかで一番良かった文房具はパイロットのkakunoという子供向けの万年筆です。子供むけ万年筆というジャンルは国内メーカーでは初めて(外国では、ラミーペリカンが出してますね)だったと思います。鉛筆のようなフォルムで見た目もかわいらしく、店で見て思わず購入しちゃいました。そして、kakunoで万年筆の力を入れなくても「すらーっ」と字が書けることがすっかり気に入ってしまいました。また、この万年筆は、カートリッジが付属していますが、普通の万年筆のようにコンバーター(=瓶のインクを吸い出すもの)を使えるのです、インクを入れるという作業も書いている感じがしてよいです。
kakunoを使ってから、万年筆に興味を持ち始めて、ネットで万年筆の情報をしらべてみると、どうもペン先が金でできた本格万年筆は、書き味にしなりがでるのだとか。・・・それで、ペン先の金の万年筆がほしくなってしまいました!また、パイロットだとカスタム74ってのが、コストパフォーマンス的にも良いらしい。ただ、カスタム74は「いかにも万年筆な」黒くて金色のペン先なのです。最初にちょっとこれはな・・・と思っていたらヘリテイジ91という製品がありました。これもカスタム74と同じく14Kのペン先だけどもロジウムという金属でコーティングしているので銀色です。柄も黒以外もあり、あんまりイヤらしい感じはしない。
というわけでヘリテイジ91を求めに丸善の日本橋店まで買いに行きました。丸善の日本橋店は、ゴタゴタしてなくて良いな。文房具もたくさんあるし。地下のフロアのかなりの部分をつかって万年筆がたくさん売られていました。で、店員さんにお願いすると、試し書きできるとのこと。万年筆は一本一本試し書きが出来るのですね〜。
で、当初思っていたとおり、ヘリテイジ91FM(中細字)のにしました。やはり、書いた時の感覚がkakunoとはちがいますね。やわらかい感じ・・・かな?字が綺麗になった!とは思いませんが。
初めての本格万年筆、末永く使って行けたらな〜と思う。