暮しの手帖

卒業研究の資料として調べていて、暮しの手帖を何号か集めていたら、ここ数号は毎号買うようになってしまった。奇数月の25日が楽しみなのです。
見ていると、心がオダヤかな感じになります。写真も優しい感じです。
ずーっとこんなスタイルだったかというと、全くそうではない。デイリーポータルZにも書いてあったけど、昔の商品テストの記事はやたらとスタイリッシュな写真があったりする。
記事の内容も当時の生活からかんがえると、おしゃれな、モダンなものだったように思える。
暮しの手帖は、意外と創刊号も古本で出回っていて、それも意外と高くない(1000円くらいかな?)、これは10年以上も創刊号からバックナンバーを再版していたかららしい。こんな雑誌は「暮しの手帖」以外聞いたことない。ただ古本を買っていて残念なのは、古い「暮しの手帖」は私の好きな昔の広告が見られないこと。まぁ、雑誌のポリシーだからしょうがないのだ。
生活を中心に据えた点が、記事の内容がいかに変わろうとブレてないのが面白い。商品テストをやっていた頃と比較すると、編集者の数もだいぶ減っているようだけど、このままずっと続いてほしい雑誌だなぁ。
蛇足:
1.「とと姉ちゃん」は見てないのですが、花森安治役の唐沢寿明の姿は見てみたいような。おかっぱ頭でスカート履いたりするのか?
2.個人的に「山ぶどうの蔓かご」が出てくるのは、奇しくも、松浦弥太郎前編集長の最初の号だったのは、興味深いところだなぁ。