デザインフェスタに初めて行った。ビッグサイトの西館を全部使うイベントなんて初めて行ったので会場の規模にびっくりしたとともに、まわり疲れた。出展概要からみると、3400コマあるようだ。じっくり回っていたら1日では到底回りきれない。(でもコミケの方がもっとすごいんですよね。全館を貸しきるわけだし。コミケは会場すべてを一人で回り切ることは不可能だというのは容易に想像ができる。)。
出店者数12000人に対して来場者63000人だとか。出展者も多いのだ。
また、入場者を取るのがこのイベントの一つの特徴でもある気がする(コミケもその他、ハンドメイドイベントでお金をとるのって他にあるのかな?)。ざっと主催する団体のこのイベントでの収入って1億円くらいなのかな?ケタは合っていると思う。
出店されているものは、自分で作ったキャラクターのグッズ、オブジェを売ったり、自作のアクセサリだったり、自分で撮った写真を売ったり。版権モノは皆無。それが出展コードなのがデザインフェスタの特徴みたいだ。何をデザインしているかというと、動物は犬よりも猫をモチーフにした作品が圧倒的に多い感じ。5:1、それ以上?これは何故なのだろう?
また、やたらと狐のお面をしてたりする人が多かった。これもどうしてなのかしらん?「文脈」というものを全く知らないで見に行ってしまったのでよくわかんない。
また、オリジナリティ、デザインを重視した出品が多いように見えた。出店者のチラシをみると商標登録とかって言葉もチラチラと見えたのはこの事を表しているよな。「てづくり」であることや、「素材うんぬん」ということを強調しているものは少数だったように思う。こないだ静岡で行ってきた「手創り市」などと大きく違うのはここか。意匠と作り方のバランスが違うというか。
いっぽう、芸術性というか、とんがったようだ芸術性を持ったものってのは無かった気がする。最近やたらと増えてしまった感のある芸術祭とも文脈がちがうようだ。
もちろん、うつわや、帆布やらの実用品を「生活工芸」的なお店も出ていることは出ていたが、本流ではなかったよな。とは言うものの、売れてないわけではなく、常滑のすり鉢やさんは、かなり売れていたように見える(我が家でも一個買っちゃったし)。
うーん、いろいろなイベントが世の中にはあるなぁ。