はじめての面接授業

先週、はじめて放送大学の面接授業に行ってきました。場所は佐倉市の歴史民俗博物館でした。おうちからドアtoドアで片道2時間30分弱・・・千葉は遠いなぁ。おまけに1日目の帰りは台風だし・・・
内容は「長岡京について」だったような気がするがその周辺のテーマについていろいろ勉強しました。
今回4人の先生がかわりばんこに喋ってくれたのですが、おんなじ歴博所属の先生なのに先生ごとに歴史への切り口が違かったり、歴史観が微妙に異なってたりするのが興味深かったです。
歴史民俗博物館では、「長岡京遷都−桓武と激動の時代−」という企画展を行っているのですが、この企画展も授業中に解説付きで見て回りました。この規模の企画展だったら、フツーは30分ちょい位で見てしまうんでしょうが、解説つきでじっくり3時間も見て回るという貴重な体験もできてよかったです。
歴史の授業は、高校の日本史以来でしたが時代背景も分かって楽しかったです。
へぇ、と思ったこと:日本は縄文時代には全土で同じような文化が形成されていた。しかし、弥生時代に入って稲作ができる地域(北東北以南)、寒くて稲作ができなかった地域(北東北以北)、稲作なんかしなくても良かった地域(琉球)で文化・民俗が分かれちゃった。・・・というわけで多民族国家なはずなのに、教科書ではほとんど弥生文明とその民族のことしかかかれてない。これは、明治維新以降の政策(日本は単一民族単一国家)の影響なんですよ。ってのが東北人のワタシには興味深く聞かせていただきました。