しまなみ海道ツーリング3日目のあと

13時過ぎに今治駅に到着。今治駅は思ったより小さい駅だった。橋を渡りきって四国についた時点でこのツアーも終わっちゃったような気がしたが、これで本当におしまい。ポロポロと人が帰っていく時間ってのが寂しいです。
自転車を輪行袋に詰めたあとは、残った人たちで駅のうどんやさんでうどんを食べる。うどんが来る前におなかがすいたのでセルフおでんを食べる。一本100えんということもあり、練り物系は結構大きめの具でおいしかったです。じゃこ天うまかった。
時刻表をみると、鈍行だと観音寺駅まで2時間くらいかかる事が分かる。そんなに待っていると日が暮れてしまうので、やむなく特急でいくことにした。
特急は席がうまってたので、デッキでみんなと話してたら。時たま自動ドアが開いてしまう。そんなのを近くのオバちゃんが気になったらしく、電車のデッキと客室との間の自動ドアを手動に変えちゃうではありませんか!ひえ〜。初の体験。
しばらくして私だけ観音寺駅で下車。ここからはひとり旅です。
寝台はノビノビ座席をとっていたのだけど、疲労回復のために個室に変更しようかな〜。と、思って切符売り場に行ったら、駅員のおじさんに「お金がもったいないからそのままでいいんじゃない?」と諫められた。はい。じゃあそのままにします・・・
お約束通り、駅を出たらまずは観光協会に行って地図をゲットした。聞くところによると、海岸に温泉もあるそうなので、せっかくだからついでに行くことにする。
で、まず向かったのは札所の観音寺へ。しかし、なんかがらーんとしている。人が全然いない。どうも、夕方に行ったのでもう人が出払っちゃったようでした。
次に、寛永通宝のでかい砂絵が見える展望台に行く。あぁ、たしかに寛永通宝が海と一緒に見えるなぁ。感想は・・・うーん、こんだけです。どっちかというと夕やけの海がきれい。その公園のいすに座ってたオッチャンといろいろしゃべってたらたくさん蚊にさされた。
最後に行ったのは、観光案内所で教えてもらった温泉「琴弾廻廊」に行く。結構キレイな日帰り温泉施設でした。一番上にあるお風呂は海が見渡せた。そのお風呂で沈みゆく夕日と海をぼけーっと見ながら足湯したり、湯船にはいったりしてた。こういう何にも考えない時間は好きだ。
温泉のなかの食堂でちょいと一杯やってから駅に戻る。駅に行くまでの商店街は連休最後の夜ということもあり、人がほとんどあるいてない。街頭だけがやけに明るくて逆にもの悲しい雰囲気を醸し出してました。こういう感じも好きっす。一人旅してるなぁ・・・って感じがして。
ここまで来て、会社に買っていくおみやげをまだ買ってないことに気づく。なんか手頃なものがないかなぁ。と、おもってキオスクで見つけたが、香川のメーカーが作ってる馬路村のゆずあめ。馬路村は高知だけどおいしかったからいいや。
あとは電車にのって帰路へ。寝台列車に乗り込む前に買ったのは、つまみとワンカップ大関。ワンカップ大関って、マズくはないけどコクとかもないですね。まぁ、電車にのって飲むという場合はこういうお酒のほうがいいのかもしれない。
次の日の6時30分に横浜到着。これから半休も取らずに会社に行くと思うと辛いな・・・

しまなみ海道ツーリング3日目のあと」への4件のフィードバック

  1. 読んでいると、その景色と言うか色が見えて来て楽しいです。みんなで行く旅も大好きだけど、1人旅って好きです。

  2. 四国ツアーお疲れ様でした!
    読んでたら行きたくなってしまった。。。
    小説読んでるみたい。
    文章うまいよね!

  3. おー、久しぶりにたくさんのつっこみが。ありがとうございます!
    カンタさん:一人旅って寂しいこともあるけど、そこはかとない自由な感じが好きです。今回はみんなの旅と一人旅が一緒にたのしめて良かったです。
    パパゲーナさん:これでも、この旅の実の部分は書いてないんですぜ(笑)。来年は是非参加しましょう!弓削島の夕日と海辺での酒盛りは忘れられないなぁ・・・
    のりさん:文章ほめてもらったの久しぶりでとても嬉しいっす。ありがとうございますー!
    自転車でしまなみ海道は、いいっすよー!今回のツアーを主催した「やまみちアドベンチャー」は北海道縦断なんてツアーもやってますよ。あれもとてもよさげです。北海道、来年こそは行きたいなぁ。

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