データ消失というリスクに備える。

なんかいちどどこかで書いたような気もするが。
パソコンにデータが消失することで生じるダメージが年々高くなってきてます。データ消失しないようになんか対策を打たなくてはいけないわけです。
じゃあ、そのために何をやったかというと、まずは、データのクローニングを行ったわけです。RAID1といって、まったく同じデータを別のハードディスクに同時に書くことによって、ひとつのハードディスクが壊れたとしてもデータは保全されるわけです。でも、これだと、ハードディスクの物理的破損に強くなっても、コンピューターウイルスによるデータ破壊には全く無意味なのです。ウイルスによってデータ破壊されれば、どちらのハードディスクもデータが破壊されてしまうのですね。
次に(今、現在)やっているのが、バックアップソフトによるデータのバックアップ。これは、コンピューターのある時期のハードディスクのデータをバックアップデータとして、保存しておくものです。私が今つかっている、AcronisTrueImageというソフトは、「差分バックアップ」ということに対応していて、前にバックアップを取っていた時点のデータと比較しての差分だけが記録されるので、バックアップのデータ量がおさえられ、いろいろな時点でのバックアップがとれます。これだと、ハードディスクの物理的破壊にも強くなるし、ウイルスでデータを破壊されたとしてもウイルスにデータが侵される前までバックアップをさかのぼって復元すればよいのです(それ以降のデータはきえてしまうのですが)。ですがこれにも、問題があって、泥棒に入られてパソコンを盗られるとおしまいなんですね、Sleipnirというブラウザが作者のパソコンが盗難に遭ったので開発中止されたという話を聞いたとき、こういったことも対策しなくてはいけないのか。と、おもいました。
で、今考えているのは、今のバックアップソフトによる対策+リムーバブルなメディアによるバックアップです。DVDのメディアなんて最近は安いので、これがベストか。頻度はファイルの重要度におうじて、バックアップ取ればよいと思う。データのバックアップが終わったら自分の部屋じゃないどこか(会社でも、実家でも)に置くようにする。これによって、パソコン盗難というリスクからもある程度カバーできます。
こういうのにとことんこだわると、金融機関みたいなバックアップ設備をもつとかしなくてはいけないので、ここいらが個人でやる最大限の対策ってとこか。

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