印象に残る久能山東照宮の階段

あるのは分かっていたがなかなか行く機会がなかった久能山東照宮に行ってみた。久能山東照宮は静岡市にある。静岡は徳川家康公が晩年に過ごした駿府城があるので、この地にも東照宮があるようだ。なお、平成22年に本殿などが国宝になっている。

久能山東照宮へのアクセス方法は、日本平からロープウェーに乗っていく方法と、久能山下から1159段の階段を登る方法のふたつがある。いずれにせよクルマでは直接いけない所が、元は武田信玄の城だった久能山の特徴を表しているようにも思える。今回は階段を使って登ってみた。写真で海からつづく階段を見て心惹かれたからだ。ここまでのアクセスはバスで静岡駅から久能山下下車で行ってみた。バスで30分ちょっとで料金は440円、麓には駐車料金500円で停められるようだ。

バス停の近くはビニール畑がたくさんある。この季節はトマトなども作っているようだが、なにより「いちご」だ。静岡だから紅ほっぺとか作っているんだろうか。春だといちご狩りもできるようだ。いちご好きの自分としては季節を間違った感がある。まぁ、また春にでも来よう。

1159段(「いち・いち・ごくろうさん」と覚えるらしい)も階段があるので、さぞかし大変なのかと思ったら段差なのかどうかもよくわからないくらいくらいの、ほぼ坂のような感じだった。900段くらいにある一ノ門まではそんな感じのつづらおりが延々と続いている。ただし、入場料を入ったあとの残り100段くらいの階段が最初のころの段差の3倍以上あった。段差が大きいのは権威の象徴なのだろうか? この一ノ門まで続くつづら折りの階段、そして、海が見える景色は今まで見たこともない景色だった。

日光の東照宮に先に参拝したからなのか、境内や本殿は、正直あんまり印象に残らなかったが、この階段は忘れないだろう。近くに行くことがあれば登ってみてはいかがでしょう。

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