光文社古典新訳文庫

お盆休みから読み始めていた「カラマーゾフの兄弟」をようやく読み終えた。会社の行き帰りの電車で読んで1か月ちょいですか。「最強の小説」とかいう称号があるだけあって面白かったです。
あらすじを言うのもなんだし、感想を述べると浅学がバレるので(笑)やめときます。ただ、一般にこの小説のハイライトと呼んでいる「大審問官」のくだりは、聖書とか詳しくないってのと、当時のキリスト教をかこむ西洋社会に詳しくないってこともあって、言うほどインパクトがなかったような・・・再読するとまた違う感想になるのかもしれないけど。ただ、この小説は、それ抜きにしても非常に面白いです。気が触れた人が折りに饒舌になってダラダラと長いせりふを喋ってるシーンがよくありますが、これが臨場感があってとてもイイ!
で、ほかのひとはこの小説にどんな感想を抱いているのかを見てみようと思って、ぐぐってみたら、今月になって「カラマーゾフの兄弟」の新訳がでたようです。加えるならば、この本は新創刊の光文社古典新訳文庫という文庫からでているのです。なんでも、この文庫は、「いま、息をしている言葉で、もう一度古典を」をキャッチフレーズに古典の新訳を順次配本していくようです。古典というと、岩波文庫の「格調ある(訳が古い。ともいう)」「字が細かい」というイメージで敬遠してる面もあると思うけど、この文庫はそういうイメージを払拭してくれそう。応援しよう。しかし、なぜ光文社がこんな文庫をはじめたのだろう?私のもつ光文社のイメージ(カッパノベルズとか)と全然違うよ・・・
ちなみ、私が読んだカラマーゾフの兄弟は新潮社刊・原卓也訳の3分冊。ほかの訳を読んだわけではないですが、それほど読みにくくなかったです。改版したらしく、活字も大きいですよ。

光文社古典新訳文庫」への51件のフィードバック

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